日常を切り取る

「日常を切り取る」上演データ

2020年4月3日、4日

the SITE(京都市左京区)にて上演

出演:

佐久間新

桑野聖子

川瀬亜衣

帰山玲子


美術:

森太三


写真撮影:草本利枝


「kiyamania vol.7は「日常を切りとる」と題して、日々使っている持ち物や道具をthe SITEという空間に持ち込むことからはじめた。
4人のダンサーと1人の美術家と共に、持ち物や道具を手がかりに、それぞれの「日常を切り取る」試みである。
道具の作成を美術家の森太三氏に依頼、料理に使う木ベラと椅子をオーダーした。

出演者それぞれの生活の中で、木ヘラはどのように使われ変化するか。また、家や学校、職場、公園など、日常生活のあらゆる場面にある椅子だが、森氏の作成した椅子に触れ、動かし、椅子を媒介に4人が組み合うことで、それぞれの日常を浮かび上がらせた。

モノを触媒として、また4人それぞれのダンスという営みの中で、日常と隣り合わせである「非」日常への扉を開くこととなった。